AKB48の柏木由紀が、6月3日放送の「主治医が見つかる診療所スペシャル」(テレビ東京系)で人間ドックを受診し、国指定の難病の1つとされる「脊髄空洞症」であることが判明した。何でも、10万人に1人の割合で発症するとされ、しびれなどの神経症状や全身症状をきたす病気だという。
6月8日に所属事務所は公式ホームページで、「大事をとり早期手術と治療のため、一定期間の休養をいただくことをご報告申し上げます」と発表。これにより、6月11、12日に出演を予定していた舞台「AKB48 THE AUDISHOW」を休演。7月7、8日に予定されていたソロコンサートも延期するという。
思えば、柏木が自身の体調不良を訴えていたのは、みずからのYouTubeチャンネル〈ゆきりんワールド〉の、昨年11月2日付けで〈【緊急】皆様、助けてください。〉と題して公開された投稿回だった。
「ちょっと聞いてほしいことがある、早急に!(中略)めちゃくちゃ困ってることがある。手のしびれが止まらないの!」と切り出す柏木。半年くらい前から左手がしびれ、嚥下が困難になるといった症状があったそうだが、事務所のマネージャーに相談しても「精神的なもの」と深呼吸を促されるばかりだったそうだ。
動画の中で柏木は「何科に行けばいいの?もしかしたら、(視聴者の中に)お医者さんがいるかもしれない。誰かお医者さんはいませんか、この中に!」と、時折笑顔も交えつつ、声高にカメラに訴えていた。
それから7カ月もの時が過ぎてはいるが、テレビ番組の企画でタイトル通りというべきか、治療すべき病名が判明したのは、不幸中の幸いであろう。1日も早い、元気な柏木の復活を祈るばかりである。
(ユーチューブライター・所ひで)