「横浜一筋」25年で、今シーズンより横浜DeNAベイスターズの監督に就任した三浦大輔氏。現役時代には最優秀防御率1度、最多奪三振1度のタイトルを獲り、投手部門で月間MVPに輝くこと4度。開幕投手を7度も務め、エースとして活躍していた。
そんな三浦氏が、「打者」としてギネス認定された世界記録保持者だということをご存じだろうか。2016年7月11日の対中日戦で、三浦氏は2回の第1打席でプロ野球歴代4位タイの「24年連続安打」の記録を達成。「プロ野球投手による安打最多連続年数」としてギネス世界記録に認定されているのだ。
中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手の山本昌氏がMCを務める、総合スポーツのYouTubeチャンネル〈スポーツライブプラス〉の7月17日付け投稿回〈【三浦大輔さんゲスト出演】ベイスターズ残留を決めた思いに迫る!〉に三浦氏が出演。この記録について、球団から「ギネス認定しようと思うんだが…」と聞かされるまで知らなかったと三浦氏は明かしており、「そうなんですか?せっかくだからお願いします!」と即決したと振り返ったのだった。
ところで、「連続シーズン安打」の記録は、谷繁元信氏が27年連続、故・野村克也さん、山崎武司氏がそれぞれ25年、6月30日に大腸がんのため亡くなった大島康徳さんと並んで三浦氏の24年となる。その後ろに、張本勲氏、故・衣笠祥雄さんなど錚々たる顔ぶれが並ぶのだから、投手でこの記録を達成した三浦氏にはまったく恐れ入ったものである。
ちなみに、MCの山本昌氏のように32年間同じ背番号のユニフォームを着て活躍したプロ野球選手は、同番組のスタッフが調べたところ、プロ野球界にいないそうだ。
「今度、(球団に)言っときます!」とギネス世界記録を狙おうと笑いを誘った山本氏。山本、三浦両氏の、「ギネス世界記録保持者」同士としての対談がいずれ視聴できることになる!?
(ユーチューブライター・所ひで)