元プロ野球選手の松井秀喜氏。巨人からMLBに渡り、日米通算2643安打、507本塁打を放ったレジェンドだ。
そんな松井氏が巨人で活躍した最後のシーズン、2002年に、松井氏に「あるモノ」をおねだりしたと告白する人がいた。
こちらもレジェンド、中日ドラゴンズでのプロ通算29年で219勝を挙げ名球会入りし、50歳まで現役を続けた山本昌氏である。
東海テレビで生放送されている中日ドラゴンズ応援番組「ドラHOT+」のYouTubeチャンネル〈【東海テレビ公式】ドラHOTpress〉が、去る11月23日に〈山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話「得意な相手&苦手な相手」〉とタイトルをつけた投稿回を観てみると、松井氏の入団3年目まではアウトコースのストレートが有効だったそうで、「ほとんど打たれてない」「カモ中のカモにしていた」と得意げに語った山本氏。
ところが、「5年目にアウトローをレフトスタンドにホームランを打たれたんですよ」と山本氏は苦々しく振り返り、以降は「滅多打ち」と、むしろ松井氏は山本氏にとって苦手バッターに変貌を遂げたようだ。
しかし、レジェンド山本氏もこれで負けてはいない。松井氏が巨人のユニフォームを着た最後の年、最終対戦では、「4打数4三振」に切って落とす意地を見せたそうで、試合後、「そのバットちょうだい」と、松井氏のバットをおねだりしたといったエピソードも明かしたのだった。
この番組では、セ・パ両リーグで本塁打王を獲った山崎武司氏も出演し、楽天ゴールデンイーグルス時代の故・野村克也監督の意外な一言によりホームランを打てたと言った貴重なエピソードも明かされている。
山本氏、山崎氏の「やまやまコンビ」の軽妙トークも見ものであり、今後の投稿にも期待を寄せたい。
(ユーチューブライター・所ひで)