そもそもTBSの女子アナとして活躍していたみな実がボディメイクに取り組み始めたのは、17年9月に女性誌「an・an」(マガジンハウス)の企画で、一糸まとわぬ姿を披露したのがきっかけだった。
「表紙で見せた上半身は何も着ないままバストの中心部分を両肘で隠したカットの衝撃はインパクト十分。当時はフリーアナとしてパッとせず埋もれていましたが、セクシー路線転向で才能が開花すると、たちまち憧れの存在となり、女性ファッション誌の“常連”として活躍の場を広げていきました」(ファッション誌編集者)
「an・an」の特集が「美乳強化塾」ということもあり、この頃からクローズアップされるのは、みな実のふっくらした巨乳ばかり。だが、水面下では理想的なお尻作りに向けてプロジェクトは進行していた。
「お尻のたるみが、コンプレックスだった田中は、週2回パーソナルトレーニングジムに通うと、臀部や太ももを使ってバーベルを上げる『ヒップスラスト』やゴムチューブを使ったメニューで下半身を強化。平べったいフォルムから、丸く位置の上がったお尻作りに着手しています」(芸能記者)
いわゆる日本人的な平べったくてボリュームのない「和尻」にコンプレックスを持ったことから一念発起したのだ。お尻の変化を実感してくると、女性ファッション誌「美的」(小学館)19年7月号で、美尻の育て方をこう明かした。
〈バスルームではヒップ専用のソープでケア。お風呂上がりにはヒップ用のクリームを塗り、シートマスクを使ったときは袋に残った美容液をお尻へなじませてみたり。下着の締めつけによる黒ずみ防止のため、寝るときはショーツをはきません。パジャマはちゃんと着るけど(笑)、お肌に優しいオーガニックコットンのものでお尻をふんわり覆ってあげる〉
と、まさかの「ノーパン告白」のリップサービス付き。その成果もあって19年12月末に発売したファースト写真集「Sincerely yours…」(宝島社)のプロモーションでは、「特にお尻作りを頑張りました」とアピールしたのだが‥‥。
「話題になるのは乳首ポッチやビキニ、ランジェリーカットばかりで、写真集は60万部超の大ヒットを記録しましたが、お尻は全然注目されなかった」(グラビア関係者)
写真集が売れたことは喜ばしくても、みな実にとってはファンにいちばん見てもらいたかったパーツと違い、どこか納得がいかなかったのかもしれない。
「2年前の写真集とピーチ・ジョンのお尻を比べてみると、より位置がツンッと上がっています。当時、お尻アピールはしていても100%の完成度ではなく、2年かけて仕上げていったのではないでしょうか」(尾谷氏)
このままケツをまくるわけにはいかないと、負けず嫌いのみな実はより美尻の育成に励むのだった。