芸能

小芝風花「腰砕けキス」で拓く「新・オスカー女王」の道(3)上戸彩を継ぐ「隠れ豊満バスト」

 小芝のブレイクを語る上で欠かせないのが若いわりに長かった下積み生活だ。14年、初主演映画「魔女の宅急便」でスクリーンデビューを飾り、ブルーリボン賞新人賞に輝いたものの、

「オスカー所属女優の中では、武井咲(27)らの影に隠れて、なかなか頭角を現せずにいました。それでも腐ることなく、端役でも地道にキャリアを積み重ねて、19年放送の『トクサツガガガ』(NHK)で特撮ヒーローにハマる隠れオタクのOLを演じて脚光を浴び、『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(19年、テレ朝系)など、ドラマ主演の仕事が舞い込むようになりました」(木村氏)

 この時代の心境を小芝はこう振り返っている。

〈15歳で女優デビューしてから現在に至るまで、決して順風満帆な道のりではありませんでした。同年代の女優さんたちがどんどん活躍していくのを横目で見ながら、「なぜ、私はああいう役をやらせてもらえないんだろう?」と、悔しい思いばかりしてきましたから〉(「婦人公論」20年1月26日号より)

 男にうつつを抜かす余裕などなさそうに見えるが、所属事務所での存在感は増すばかりだ。

「美女軍団というイメージが強い女優陣の中で、童顔とかわいらしさを武器に、数々のCMにも出演。もはや事務所にとってなくてはならない稼ぎ頭です。藤田ニコル(23)や高橋ひかる(20)といったバラエティー番組で活躍するタレントはいますが、“女優部門”では間違いなくトップクラスでしょう」(木村氏)

 そんな小芝が「FRIDAY」9月3日号で、「24歳のクール・ビューティ」と題し、色香あふれるグラビア写真を披露した。

「濃紺のドレスを着て仁王立ちするポーズでは、白い太腿を根元付近までさらし、黒のニット衣装越しにくっきりとした谷間のラインを披露。事務所の先輩・上戸彩(36)は巨乳をカモフラージするためにサラシを巻いていたなんて噂がありましたが、小芝も相当な隠れ巨乳かもしれません」(竹下氏)

 米倉涼子(46)や剛力が抜けたオスカーで一人気を吐くが、ひと肌脱いだその先に見据えるものは‥‥。

「コメディエンヌとしての才能に加えて、現場での評判もよく、女性視聴者の人気が高い。30代以上の層にも愛される稀有な存在で、ドラマのキャスティング会議では真っ先に名前が挙がるほど。15年度下半期のNHK朝ドラ『あさが来た』でヒロインの娘役を演じていますが、23年度以降の作品でヒロインに推す声も多い。『おかえりモネ』『おちょやん』のように、朝ドラ出演歴のある女優が主人公を演じる傾向が強いので、ヒロインの最有力候補の一人と言っていいでしょう」(木村氏)

 オスカーの「新女王」から、ニッポンの朝の顔になる日も近い‥‥。

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