シンガーソングライターの大黒摩季が、11月29日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演。 デビュー当時に広まった“都市伝説”の真相を明かしネット上で話題となった。
大黒はデビューから5年間、テレビ出演、ライブをしなかったため、「実在しないのでは?」 との説が流れていた。
この日、一緒に出演した相川七瀬は「私、大黒さんのファンクラブに入ってた」と大黒の大ファンだったことを告白。「でも、大黒さんってテレビにずっと出ていらっしゃらなかったんで、(噂は)大黒摩季は3人いるとか、5人いるとかいろいろあったんです。写真用の大黒さん、歌ってる大黒さん、(楽曲を)作ってる大黒さんが3人は絶対にいるんだ、みたいな都市伝説があって、どんな人なんだろうってずっと思っていた」と振り返った。
MCの「くりぃむしちゅー」の上田晋也が「何でああいうふうな話になっていっちゃったんですか?」と質問すると大黒は、「テレビとか、2分半とかのために1日じゅう、(リハーサルなどで)拘束があるじゃないですか。それで、『行かなきゃいけないのかな』とかって言ってたら、(スタッフが)『行かなくても売れてるからいいんじゃない?』って言われて」と、特に戦略ではなかったと告白。
さらに、「最初はそれで、出そびれているうちにそういう噂が出てきて…。もともと出なくていいタイプ。キャーキャー言われているのが不得意だから、ちょうどよかったんです。あと東急ハンズ、 上から下まで練り歩けるし。それでほったらかしてたら、最後6人ぐらいに増えちゃって、大黒摩季サイボーグが…」と語った。
「チュートリアル」の徳井義実も「僕らの田舎、京都では、歌のイメージと本人のビジュアルがあまりにもかけ離れ過ぎてて、本来の大黒摩季は丸くてちっちゃいおばさんだっていう、だから出ないんだって噂があったんです」と、地元での噂を披露。
当時は、事務所の方針で姿を出さないと思っている人が大半だったはずだが、あれが戦略でなかったとは驚きだ。
(鈴木十朗)