新型コロナの影響で異例の統合シーズンとなった20─21年の女子ゴルフツアーが幕を閉じた。熾烈な賞金女王争いの末に「はざま世代」のニューヒロインが誕生する一方、「熱愛スキャンダル」、「男子プロとの下半身事情」、「韓国美女ゴルファーの衰退」など様々な出来事が…。彼女たちの悲喜こもごもを見てきたゴルフ関係者が集結!無礼講でブチまけた覆面座談会の様子をお届けしよう。
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A(ゴルフ誌記者)とにかく強かったのが初の賞金女王に輝いた稲見萌寧。今季断トツの9勝を挙げ、東京五輪でも銀メダルに輝き、文句なしで女子ゴルフ界の顔になりました。
B(ゴルフジャーナリスト)ツアーフル参戦が初体験なんて信じられない。渋野日向子ら98年組の「黄金世代」や00年組の古江彩佳ら「ミレニアム世代」に挟まれ、「はざま世代」と呼ばれるほど目立たず、開幕前はノーマークの存在だった。
C(スポーツ紙記者)ゴルフ全体の浮き沈みがなく、常に同じタイミングやリズムでプレーが出来る「再現性」の高さが強み。何かきっかけがあって変貌したというよりは、勝つたびに自信をつけて波に乗り、頭角を現した感じでしたね。
D(ツアー関係者)ゴルフしか趣味がないようで、1日10時間以上練習しています。恐らく女子ゴルフ史上一番練習している選手。今年のオフも休まず、大晦日と正月もトレーニングすることを宣言しています。
C メンタルの強さも異次元ですよ。11月の伊藤園レディスでは2位に自己最大の9打差をつけての圧勝。並みの選手なら差がつくと油断が生じて4打差くらいまで縮まるのに、後続は眼中なしの独り旅で勝ち切りました。
A 今のところ海外志向はないみたいですね。生活環境が崩れることを嫌っているし、コーチやトレーナーの帯同も難しい。それなら国内でがっつり稼ぐほうが割りに合っているので、スポット参戦はしても、基本的に海外拒否だとか。
D 一番の目標は永久シード。国内ツアー通算30勝以上の選手に与えられるのですが、このペースだと3年で獲得できちゃう(笑)。
─こんなふうに始まる「覆面ブチまけ座談会」全内容は、12月7日発売の「週刊アサヒ芸能」12月16日号に掲載。今シーズンを彩った渋野日向子や原英莉花、小祝さくらなど人気選手のウラ話も続々登場している。