お笑いタレントのケンドーコバヤシが、12月7日深夜放送の「にけつッ!!」(読売テレビ)に出演。女性の生理について理解を示す千原ジュニアへの反響を明かした。
11月16日放送の同番組で、ジュニアは自身がタレントで女優のYOUととも出演したNHKスペシャル「ジェンダーサイエンス 月経 苦しみとタブーの真実」について触れ、女性の生理がいかに大変か熱弁をふるい、「月に1回ぐらいNHKは再放送したほうがいい」「男は隅々まで見たほうがいい」と訴えていた。
その際にジュニアが語ったのは以下のような内容だった。
■もともと月経は人生で50回ぐらいだったが、栄養が行き届くようになり始まるのが早まった一方、閉経は伸び、450回ぐらいに増えた。
■女性は生理期間中だけではなく、その前後もしんどい。女性のトータルベストコンディションは1カ月で1週間ぐらい。
■学校で女子を集めて月経の教育をやっているが、逆に男子を集めて、「女性にはこういうことがあって大変だから、女性には優しくしましょう」と教育すべき。
■普通に2~3時間の会議をやるが、女性にとってはたまらない。1時間おきに休憩を取ってほしいのが本音だが、それが言えないのが現状。
ケンコバはジュニアについて、「よっぽど感銘を受けてんやろうな。あちこちで言ったでしょ、その話。俺3人から言われましたよ」と切り出し、「まずはロケで一緒になったメークさん。『ジュニアさんの話すごかったです。女性がいかに大変かって』って。次は、たかまつななちゃん。『ジュニアさんが女性について今まで間違ってたとおっしゃってくださって。ジュニアさんは素晴らしい。よく目覚められた。あれを分かってくれる人なかなかいない』って」 と業界内の女性からの反響を紹介。
さらに「喫茶店でコーヒー飲んでたら、いつもセブンイレブンでレジ打ってるおばちゃんが喫茶店の客で来て、『ジュニアさんの話聞きましたよ』って」と、プライベートでも反響があったことを明かした。
ケンコバは「3人とも共通して、ジュニアさんがそう感じてくれたこと、おっしゃったことが嬉しかったんでしょうね」と話していたが、確かに男性がもっと学ぶべきことなのだろう。
(鈴木十朗)