浜辺美波主演の医療ミステリードラマ「ドクターホワイト」(フジテレビ系)が、序盤こそ2桁台をキープしていたが、冬季五輪終了後の6話が8.4%、2月28日放送の7話も7.8%と1桁台止まりで盛り返すことができずにいる。しかし、終盤戦となる次回以降、物語は大きく動いていきそうだとか。芸能ライターが言う。
「浜辺初の医療もののドラマですが、浜辺扮する雪村白夜は、医師免許を持たないものの、“それ誤診です”を毎回キメ文句にして、患者の病名を的確に見抜く能力がある役どころです。しかし、一方で“好きとは何ですか?”など人間の感情に関する語彙を持たないなど不可解な謎も多く、人物設定が現実離れしていて、ご都合主義的すぎる…など浜辺ファン以外にはウケが良くないようですね。とはいえ、視聴者からは、《柄本佑さん、浜辺さんにメロメロ感が出すぎ…》などの声もあるように、例えば6話で、白夜が、病院での会話の最中に、舌先をちょこっと出して、“てへぺろ”笑いをするシーンなど、現時点での浜辺の魅力を最大限に引き出し、浜辺ファンを新規開拓するドラマとして、これはこれで成功なのかなとも感じます」
ちなみに浜辺と柄本佑の役どころの関係性は、初回で、柄本扮する「月刊メディカルリサーチ」の記者・狩岡将貴が、ふだんのランニングコースの途中で倒れていた白夜(浜辺)を保護し、妹の晴汝(岡崎紗絵)とともに暮らす自宅でしばらく預かるなど献身的にサポート。白夜は彼に恋心を募らせ、7話冒頭で将貴が、“俺が絶対に白夜を守る”と言ってからの“頭ポンポン”シーンなどもあった。
今後、2人のハグやフレンチキス程度が見られるかと思いきや、白夜の正体が少しずつわかっていくとともに、物語が大きく動いていきそうな気配だ。
「ドラマの2番手に演技派で知られる柄本が起用されているだけに、単なる面倒見の良い“あんちゃん”という設定では終わらない感じですね。7話の終盤で将貴は、今までのお人好しキャラが一変、鋭い目つきを放ち、携帯の留守電に『もううんざりだ。全てを警察に話す』という文句を残す…。はたして将貴は白夜の味方なのか?物語は大きなヤマ場を迎えそうです」(前出・芸能ライター)
7話では浜辺と岡崎の公衆浴場での“お風呂シーン”もあったのだが、残念ながら浜辺のほうは顔のみをひょっこり出すだけで首から下の肌出しはいっさいなし。いろんな要素をごちゃ混ぜにしすぎな気もするが、いちいち可愛いのは確かで、「まっ、いっか」と浜辺の魅力にやられているファンは少なくなさそう!?
(島花鈴)