「西野さんと会って、彼女に恋をしない男はいないと言っても過言ではありません」
そう断言するのは、辛口で知られる芸能記者だ。
「『何としても自分が』とグイグイ前に出ていくようなタイプではない、引っ込み思案な性格。趣味はマンガだし、アイドルらしからぬ“陰”な印象なんです。しかも、むやみに笑顔を見せるような性格でもないため、ファンたちは握手会でニコッと笑ってくれる彼女を見ると『あの西野が自分のためだけに笑ってくれた』と、コロッと虜になってしまうんです」
不意に見せる可愛げな笑顔は、業界人の前でも威力を発揮していた。
「取材で2回目に会った時に『○○さんだ! 私○○さんとたくさんしゃべったから、私よりも私のこと知っていますよね』と囁いてくるんです。スタッフの名前を覚えてくれているのはもちろん、なんとも自然に言ってくるんです。普段からあざといテクニックを披露しているような子ではないので、本心から言ってくれている‥‥とつい信じてしまうんですよ」(芸能記者)
さらなる“魔性の囁き”を食らった業界人も。
「取材し終えてなにげない世間話をしていると、『あ!そういえば昨日、○○さんが夢に出てきたんです』と。自分のことを思い出してくれたのかと、年甲斐もなくドキドキしてしまいました」(スポーツ紙記者)
相手の立場に関係なく、極上の笑顔で骨抜きテクニックを披露しているのも、西野の特筆すべき能力と言えよう。先のアイドル誌編集者も、こんなエピソードを打ち明ける。
「あるカメラマンアシスタントが、師匠に付いて西野の撮影をしている時のこと。たまたま周りに誰もいなくなったタイミングで、西野がアシスタントに駆け寄り、『カメラマンとして独立するんですか』と聞いてきたそうなんです」
つい先ほどまで物静かな仕事っぷりだった西野の問いかけに驚きつつも頷くと、
「『いつか私のことも撮ってくださいね』と語尾にハートマークをつけておねだりし、去って行ったそうです。彼は『俺、彼女と約束したんですよ』と、ニヤニヤしながら自慢していました。あれは完全に恋する男の目でしたね」
プライベートでは18年、「週刊文春」が2年前に撮影した番組ディレクターとのお持ち帰り&お泊まり疑惑を報じたぐらいで、「続報」は聞かれない。