女優・西野七瀬の快進撃が止まらない。19年2月に国民的アイドルグループ・乃木坂46を卒業して以降、数々の連続ドラマ、映画に出演。4月からはフジテレビ系のドラマへの出演も決まった。各局が起用する裏にはアイドル時代に培った、スタッフをメロメロにするマル秘テクがあった!
ここ数年、ドラマ・映画の出演数が急増している若手女優がいる。元・乃木坂46メンバーの西野七瀬(27)だ。昨年だけでもドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)、主演で「言霊荘」(テレビ朝日系)と「ホットママ」(Amazonプライム)に出演。映画は「鳩の撃退法」(松竹)に、人気ドラマの映画化「あなたの番です 劇場版」(東宝)、話題作「孤狼の血 LEVEL2」(東映)と、今や飛ぶ鳥を落とす勢いなのだ。
一方で、元・乃木坂46といえば、お茶の間の大半は累計50万部を突破した写真集「パスポート」でもおなじみの白石麻衣(29)を思い浮かべるはず。だが、西野の目をみはる活躍ぶりに対して、彼女を知るアイドルファンや芸能関係者たちは「白石を超えるほどの、天下を獲るべくして生まれた最強のアイドル」と口を揃える。アイドル誌編集者が絶賛する。
「11年に乃木坂1期生に選出され、12年にCDデビュー、19年に卒業しましたが、その間にシングル表題曲のセンターに、グループ最多となる7回も起用されています。一方、白石のセンターは5回。しかもうち2回は、西野&白石のWセンターです。他にも彼女が叩き出した数字を見てもらえれば、いかに規格外の人気があったのかがわかります」
乃木坂46の握手会システムでは、握手したいメンバーに応募し、抽選で当たると「個別握手会」に参加できることになっているが、
「応募数が尋常ではない。白石をゆうに超えていた」(アイドル誌編集者)
というほどだった。
3月4日に放送された「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)でも、総合プロデューサー・秋元康氏(63)が西野人気の凄さについて、次のように明かしている。
「『多い人で10万くらいの時に、64万の応募がある子が突然現れたんですよ。西野七瀬っていうんです』とスタッフから聞かされた」
その超人気ぶりはアイドル誌編集者もあきれ返ったぐらい。
「初回盤CD購入者なら誰でも握手できる『全国握手会』でも、群を抜いていました。特にインテックス大阪での、卒業を控えた18年12月のイベントでは、あまりにも希望者の列が長すぎて、1~6号館まである会場のうち2館を西野が丸々貸し切る事態に。待ち時間は10時間でした」
そして翌年2月、京セラドーム大阪で行われた卒業コンサートでは、さらに驚異的な記録を残した。
「動員5万人のところ、応募数は10倍の50万。さらに全218館の映画館で行われたライブビューイングには20万の応募があり、10万人を動員しました」(アイドル誌編集者)
乃木坂46を国民的アイドルグループに押し上げた立役者の一人でありながら、デビューから数年間はポジションも後列に甘んじていたといい、
「初めての握手会はわずか3人。デビュー当時、決して目立つメンバーではありませんでした」(アイドル誌編集者)
そんな西野が、いかにしてエースへと上り詰めたのか。その背景には男を陥落させる“魔性の囁きテク”が隠されていたのだ。