タレントの上沼恵美子が、3月20日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演。「スターの逸話はすべて後付け」という自説を述べた。
番組では、松田聖子のプロアイドル伝説を取り上げ、デビュー前、音楽教室に通っている際、滑舌を良くするために舌の裏を切ったなどのエピソードを紹介。
その中には、デビュー前、事務所の人に連れられ先輩歌手にあいさつするため楽屋を訪問。近くの喫茶店から何かを頼もうということになり、みんなが紅茶を頼んだ中、聖子だけは「パフェ」を注文したという逸話もあった。
初対面で食べたいものを頼むということで、逆にみんなが「芯のある子だ」と感心したというのだが、それに対し上沼は、「そのときは、ものすごい顰蹙買ったと思いますよ。『なんやあの子、みんな紅茶なのにパフェ?』って」と異論を挟み、続けて「ところが松田聖子さんは大スターになりました。そうなると“後付け”するねん。『あの子はね、みんなが紅茶って言ったときにパフェって言った子。ちょっと違うと前から思ってたんだよな』って、後付けですわ、コレ」ときっぱり。
「さらに『成功した人の話ってだいたい後付けやんな。そのときは生意気や言われとったんやで』とまで持論を展開していましたね。有名人には若き日の伝説は付き物。確かに上沼の言うように、成功してから後付けされたものも多いかもしれません」(芸能ライター)
3月10日で還暦を迎えた松田聖子。キャリアが長いだけに、伝説化したエピソードも多いのだろう。
(鈴木十朗)