先ごろ、3年ぶりとなる有観客での放送(8月27日・28日)が発表された、夏恒例の特番「24時間テレビ45」(日本テレビ系)。1992年の第15回放送ではダウンタウンがパーソナリティーを務めたが、浜田雅功が6月28日放送の「ごぶごぶ」(MBS)に出演した際、この「24時間テレビ」についてぼやく場面があった。
「ごぶごぶ」の番組冒頭、この日のロケの相方である女優・観月ありさと対面した浜田は、「よう来たな。知ってるんですか、この番組」と挨拶したあと、続けて「われわれ昔、日テレで24時間一緒にやったじゃないですか。『紅の豚』が公開された年。それで何年か経って、『歴代パーソナリティー』って出てくんねん、新聞に。そしたら観月ありさだけやねん名前載ってるの。俺らの名前消されてんねん!」と衝撃の事実を告白したのだ。
観月が「なんで!?」と驚いていると、浜田は「いろいろ聞いたら、過去いちばん苦情があったんやって。夜中にいろんなことやりすぎて。じゃんじゃん電話入って、何やってるんだと。だからあんただけやねん、あの年は。観月ありさがメインパーソナリティー。俺らも一緒にやってたのよ…」と説明。
その後も浜田のグチは止まらず、観月が「一緒にポスター撮りとかしましたよね」と回想すると、「そうやねん。全部一緒にやってんで。朝方もフラフラになりながら。なんで俺らの名前載ってないねんって。君に言ってもしゃあないけど。そういうことがあったんです。ご本人には絶対伝えておきたいと思って」としていた。
「ダウンタウンが番組パーソナリティー、観月ありさがチャリティーパーソナリティー、総合司会を徳光和夫と楠田枝里子が務めたこの年は、『24時間テレビ』にとっての転換点で、チャリティーマラソンがこの時からスタート。お馴染みのテーマソング『サライ』も、同年の番組内企画として谷村新司と加山雄三が制作しました。ちなみにクレームが殺到したという深夜帯ですが、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の名物企画『大喜利大合戦』を放送していましたね」(芸能ライター)
とはいえ、平均視聴率はそれまでの放送で過去最高を記録。ダウンタウンの貢献度がかなり高かったことは間違いない。
(鈴木十朗)