仕事の前にサウナに行くのが習慣となっているのが、TOKIOの松岡昌宏だ。頻繁に通っていると、たまにはアクシデントも起こる。長く入りすぎたのか、サウナで倒れてしまったことがあるのだ。たまたまそこに居合わせた客に助けてもらったのだが、それが偶然にも芸能人だったのだ。
ナインティナインの岡村隆史によると、
「あんまり報道されへんやろうから。TOKIOの松岡君、あれ助けたの、吉川晃司さんって知ってました? たまたま一緒にいたんですって。国分太一から聞いてん。吉川さんが『僕が助けました』って言うのもいやらしいし。誰も言わへんやろうから、俺が言ってみた」
まるで自分の手柄のように語っていたのだった。
サウナにトラウマを持つ芸能人も少なくない。ココリコの遠藤章造は、サウナに行くと必ず極楽とんぼの加藤浩次の排尿を思い出してしまうのだ。
「20年以上前の話ですよ。もう時効ですけど。蒲田かどっかのサウナに入った後、水風呂にジャバーンって入って。加藤さんが水風呂で思いっきりピエーッてしだしたんですよ。いや、もうね、それが俺、ちょっとトラウマになってて。いまだに水風呂、躊躇するんですよ。透明な水に、ウィ~って言いながら、黄色いのがシュワーッて混じっていくのを見て『うわぁ、マジか』って思ったんですよ」
加藤本人は頑なにその蛮行を認めようとしないのだった。
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。