7月20日に放送された橋本愛主演のドラマ「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)第1話の平均世帯視聴率は7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東)。水曜ドラマ枠の初回としては、厳しい船出になった。ドラマライターが首をひねる。
「過去に『家政婦のミタ』や『女王の教室』(ともに日本テレビ系)など、数々の話題作を生み出してきた脚本家・遊川和彦氏の新作として注目されていたのですが…。フタを開けてみれば、初回視聴率は今年放送された『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』の8.9%や、『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』の8.5%を下回る低空スタートに甘んじています」
そんな「トラコ」の第1話では、謎の家庭教師(橋本)が、教え子の6歳女児に借金をさせたり、競馬を教えたりと、型破りな「指導」を連発。さらに別の教え子である男性高校生には、性ビデオ顔負けの衣装で誘惑する。放送担当記者が解説するには、
「トラコは『扮装好き』で、教え子によってキャラやコスチュームを変えていく設定です。メリー・ポピンズ風や熱血教師スタイル以外にも、魔性の女キャラで男子高校生宅を訪問。ボディラインがクッキリ浮き出るノースリーブ、タイトスカート姿で『な~んでも教えてあげる』と妖艶に囁くのです」
まるで性ビデオ女優のごとき場面に、視聴者は「えっっっろ!今期No.1ドラマ確定」「これはビンビン不可避」と騒然。
さらに彼女はこの時、机に肘をついて前かがみで話していたことで、自然とヒップをプリプリと突き出すポーズになり、これまた興奮の渦に巻き込んだ。
視聴率アップの起爆剤として、どんどん騒然とさせてほしい。