岡山市の中学校で医師が健康診断中に女子生徒を盗み撮りしたとして、京都府警に逮捕・起訴されていた事件。この医師が昨年5月の小学校の健康診断でも9人の女子生徒の上半身を盗み撮りしていたとして、7月25日、県迷惑防止条例違反などの疑いで再逮捕された。社会部記者が説明する。
「警察が医師の自宅を捜索したところ、小型カメラに加え、ハードディスクなどからこれまでの事件関連の被害者のものを含め、なんと女子小中学生、合せて280人分の動画が発見されたというから呆れます」
再逮捕されたのは、岡山市内にある内科クリニックの医師で院長の藤原大輔容疑者。発端は今年5月21日、京都市内で起きた成人女性に対する盗み撮り事件だった。その際に任意で事情聴取された藤原容疑者が所持していたペンの形をしたカメラから40人分の女子小中学生の肌着姿の動画が見つかり、中学2年生5人を盗み撮りした疑いで7月4日に逮捕されていた。
「藤原容疑者は香川大学医学部を卒業後、岡山大学病院、岡山赤十字病院などを経て、2011年5月に内科クリニックを開業。地域では丁寧な診断で評判で、その姿勢を買われて医師会の推薦により岡山市教育委員会から委嘱を受け、市内の小中学校の健康診断を約10年前から担当していたのです」(前出・社会部記者)
警察の取調べに対し、藤原容疑者は容疑を認め、盗み撮りについて「7年ほど前からやっていた」と供述。「自分にしか撮影できない『レアな動画』を収集したかった」などと話しているとか。まったくとんでもない色情魔である。
(深草 出)