事件

元アパレルOLが「医師集団鬼畜行為」を慟哭告発!(3)「君から誘ってきたんだろう」

 恐怖に押し潰され、半ば意識を失っていたという彼女がようやく体の自由が利くようになったのは、午前8時頃だったという。

「気づいたら部屋に光が差し込んでいて、時計が見え、誰かの家にいるということがわかりました」

 部屋の中に外科医を見つけ、「ワインに変な薬を混ぜたでしょう」と問いただしたAさんに対し、外科医は「そんなわけがない」の一点張り。あげく、「キミから誘ってきたんだろう」と言われ、絶望のあまり目の前が真っ暗になったという。

 聞けば、目が覚めた家はこの外科医が「飲み会用」として借りている外苑前のマンション。他の医師2人はすでに帰っていた。

「医者たちがグルだったに違いありません」(Aさん)

 帰宅後すぐ、参加していたもう1人の女性に電話したところ、「解散する時もまだぐったりしていたので、外科医の人がタクシーで送っていった」と説明。どうやら医師たちはマンションで合流したようだ。

 当初は医師3人に対し、刑事告発を考えたものの、会に誘ってくれた同業者でもある知人女性の体裁を考え、泣き寝入りすることにしたと彼女は語る。

「最近は『ひょっとしたら、あの子もグルだったのかもしれない』と思うようになりました」(Aさん)

 この一件以降、極度の人間不信に陥り、東京を離れ、現在は東海地方の実家で暮らしている──。

 医師はなぜこうした鬼畜事件を引き起こすのか。

「今はとにかく医者がモテる時代。どうしても医者とつきあいたいと、玉の輿をもくろんでガツガツいく女の子が多いので、勘違いされてもしかたありませんね」

 こう語るのは、富裕層男性との人脈が豊富で、飲み会をたびたびセッティングしているという、広告代理店勤務の30代OLだ。

「医者合コンの現場では『お持ち帰り』が前提になっていて、全然イケてない男性でも、肩書だけでモテまくっています」

 性犯罪に至る「勘違い」が生じるほど医師がモテる背景について、「長引く不況で、相対的に医師の地位が向上したからでは」とジャーナリストの本折浩之氏は指摘する。

「『失われた20年』と呼ばれる経済低迷で、平均的なサラリーマンの収入ではいい生活ができなくなってしまった。加えてリーマン・ショック以降、安定志向が強まっている。安定的に高収入を得る医師が年々モテるようになるのは日本社会の必然です」

 今や社会問題となった、医師の性犯罪。女性は肩書だけに惑わされてはいけない。

カテゴリー: 事件   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き