お笑いタレントの松村邦洋といえば、ビートたけしや掛布雅之、野村克也など、ものまねのレパートリーは無数とも言われるが、7月31日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)に生出演した際、その「ものまね芸」を続ける秘訣を明かしている。
リスナーから「ものまねをしている本人から怒られたことはありますか?」という質問に、松村は「ないんですよね。一度もないですね」と即答。続けて「確かにね、あんまりいい顔はされてなかったんですよ」とし、例えば津川雅彦からは「西田(敏行)ちゃんのまねはうまいけど、僕のまねは全然。でも、よく観てるね、ドラマをね」と言われ、一方で西田からは、「津川さんのまねうまいけど、俺のは似てない」と、お互いに「似てない」と言われたと回想した。
そこでMCの有吉弘行が、「松村さんは、ものまねしている人が怒らないように、お中元とかお歳暮を送るんですよね? それズルいんだよ」と暴露。すると松村は「それが大事。真心。人のものでご飯を食べさせていただいてますのでね」と力説したのだった。
「松村はさらに自身をプロ野球選手に例え、仕事の打率は良くなく、『新外国人だったら4月に帰らされている』とする一方、『失敗した仕事でも、お疲れ様でした、が大事』と挨拶の大切さも語っていました。また以前に勝俣州和のYouTubeチャンネルに出演した際には、よくものまねをする木村拓哉の話になり、木村が『役者を一生懸命にやっても負けるのが動物と子ども、あと松村邦洋』と語っていたことも明かされています。そんな憎めないキャラとマメさが、ものまねを続けられる最大の要因になっているのかもしれません」(芸能ライター)
今後もまだまだレパートリーは増えそうだ。
(鈴木十朗)