全国旅行支援も始まり、新型コロナ前の日常に少しずつ戻りつつある。子供達のハロウィンイベントも3年ぶりに復活したが…。
「当日、ハロウィンパーティー会場に行って目を疑いました」
そう言って青ざめるのは、都内インターナショナルスクールに子供を通わせる、40代の母親である。さらに驚愕と緊迫に包まれた場面を、次のように証言するのだ。
「韓流ファンの親子が、ナチスとホロコーストの仮装をしてきたのです。ドイツ人、ユダヤ人の教員もいるので、その場が凍りつきました。ナチスの格好をしてきたお母さんは『BTSのコスプレのつもりだった』と話し、悪びれる様子もない。BTSはナチスや鉤十字をモチーフにしたファッションをアイコンにしていた時期があり、ファンを『アーミー』と呼ぶのは有名な話です。そのお母さんは、BTSが過去に国際問題を起こしたことを知らないのでしょう。インターナショナルスクールでホロコーストを揶揄することは、許されない。親子は退学処分になるでしょうね…」
BTSは15年にホロコースト記念碑の前で、無断で写真撮影。それに懲りず、18年のハロウィンでも、アウシュビッツ収容所の囚人に扮した悪趣味極まる仮装で、ユダヤ人の人権団体から抗議を受けている。
「韓国のネット上では、人権団体に対して毎度お馴染みの『差別だ』という逆ギレコメントが寄せられました。BTSは問題の写真をすぐ消しましたが、ファンには『BTS=ナチスファッション』と刷り込まれている。そんな差別的なグループがアメリカで幅広く支持されるわけなどありません。不正操作疑惑が出ていた全米ヒットチャートも、集計方法を見直した今年6月発表の新曲は、ビルボードのトップ10圏外でした」(音楽ライター)
BTSとファンが何と戦っているかは不明だが、
「ホロコーストや原爆など、戦争犯罪をさんざんファッションにしておきながら、自分達に兵役が回ってきたら免除してくれとは、あまりに都合がいいでしょう」(韓国芸能事情に詳しいジャーナリスト)
BTSは兵役を通じて、戦争犯罪を学習した方がいい。そしてたかがハロウィンでも、仮装の題材次第では退学、懲戒処分になりかねないことを肝に銘じよう。