「羽鳥慎一─モーニングショー」(テレビ朝日系)において、安倍元首相の国葬に絡む事実誤認の発言で10日間の謹慎処分を受けていた同局社員の玉川徹氏が、10月19日に復帰。改めて謝罪した上で、今後は自ら現場取材した内容を報告する形で番組に携わることを明らかにし、翌日20日からはさっそく旧統一教会問題の特集でスタジオに登場している。
この切り替えの早さには少々違和感を覚えるが、「当初の逆風からはかなり状況が変わっている」と、制作会社関係者はこう驚く。
「吹き荒れていた降板や退社を求める声はほぼ沈静化し、20日の出演時は待ちわびていた、という反応もSNS上で見られました。どうやらテレ朝もこうした反響を見て改めて玉川氏の人気ぶりを思い知らされたようで、『東スポWEB』などでは玉川氏がフリー転身で他局へ持っていかれることがないよう、冠番組を持たせる話まで持ち上がっていることを伝えていましたね」
ただ、玉川氏は21日にも旧統一教会のニュースに絡み登場はしていたものの、出演はその枠のみ。取材事情を考えれば、毎日スタジオに顔を出すわけにはいかないだろう。そんな視聴者離れが危ぶまれる状態の中、女子アナウオッチャーは期待を込めこう指摘する。
「こうなれば『モーニングショー』では、アシスタントの森山みなみアナに頑張ってもらうしかないでしょう。もともと彼女は鼻筋の通った古風な顔立ちに加え、肉付き良好の体つきで中年男性ウケもバッチリ。性格的にもノリが良いことから玉川氏にも気に入られていた『おじさんキラー』のため、番組名物のストレッチのコーナーなどでバストを今まで以上に張り出して強調させれば、大きな貢献になると思いますよ」
そういえば玉川氏の謹慎中あたりから、同コーナーで森山アナがクローズアップされる頻度が多くなったような気もするが、そんな期待が影響しているのかもしれない。