来年3月末で、17年間の歴史に幕を下ろすことになった、極楽とんぼ・加藤浩次がMCを務める日本テレビ系の情報番組「スッキリ」(毎週月~金曜・8時)。同局は「スッキリ」と同時に、4年間続いた「バゲット」(毎週月~木曜・10時25分)の終了も発表しており、その理由について「テレビを取り巻く環境や、視聴者の皆さまのニーズの変化に対応するため」としている。
後番組に関しては調整中だというが、テレビ誌記者はこんな見方を示す。
「特に『スッキリ』の裏では、昨年3月末から放送をスタートしたTBS系の『ラヴィット!』が当初の視聴率低迷状態から抜け出し、バラエティー色を全面に出した作りが成功している。そのため『スッキリ』の後継番組も、芸人を多く参加させたような形になるのでは、との話もあります」
そうした中、「大ピンチ」と言われているのが、サブ司会として加藤を支えてきた岩田絵里奈アナだ。
「『スッキリ』は以前、同じ時間帯の情報番組の中で、視聴率トップ争いを繰り広げていましたが、サブ司会だったテリー伊藤氏が15年3月に降板。後任の上重聡アナも『ABCマート』創業者からの利益供与を報じられて。1年でスキャンダル降板を余儀なくされた。徐々に番組の人気が傾く中、17年から水卜麻美アナがサブ司会に就任したことで、再び息を吹き返しました。そして岩田アナが昨年3月末からバトンを引き継いだわけですが、わずか2年で番組が終了するという結末を迎えてしまったわけです。決して彼女だけの責任ではありませんが、『日テレの次期エース』にしては残念な限りで、むしろ現エース・水卜アナの存在感が増した格好です」(前出・テレビ誌記者)
岩田アナの心中や、いかに。