思いがけない出来事やスキャンダルによって乱高下する女子アナの人気指数。キー局に上場する局アナたちの動向に目を光らせると、サッカーW杯の盛り上がりに乗じて急騰するバストアナがいる一方で、「裏の顔」が暴かれて急落するセレブアナもいて‥‥。この冬注目の12銘柄に焦点を当てて深掘り診断する。
19年と21年に「NHK紅白歌合戦」の司会を務めた和久田麻由子アナ。「絶対的エース」と称された看板アナは今年4月から産休に入り、テレビ出演から遠ざかっている。にもかかわらず、局内では評価がにわかに上昇しているというのだ。
NHK関係者が明かす。
「局では和久田アナの“長期離脱”を見越して100人規模の配置換えを敢行していました。以降、局には事情を知らない視聴者から『和久田さんはなぜ出ないのか』と問い合わせが相次ぎ、“和久田ロス”の大きさを痛感。一部メディアで今年の夏に第一子出産が伝えられると、復帰時期に関する問い合わせが殺到しているんです」
改めて存在感の大きさを見せつけた和久田アナ。早ければ来春の改編でカムバックが期待されるが、
「NHKのアナは結婚や出産などのおおまかなスケジュールを上に報告するのが暗黙のルール。担当番組に代役を立てるなど、早めの調整ができますからね。その点、和久田アナがきっちり1年で職場復帰できれば、完璧な“家族計画”とともに、局内の評価はますます高まるでしょう」(NHK関係者)
女子アナ評論家の丸山大次郎氏も感服しきりだ。
「昨年の五輪キャスター、紅白歌合戦の活躍が昨日のことのように思い起こされます。“ロス”が叫ばれるほどの人気を改めて再認識させられる1年でした」
まさに、高値安定の実力をまざまざと知らしめたのだ。
そんな和久田アナと双璧を成す民放の雄が、日本テレビの水卜麻美アナである。かつてサブ司会を担当した朝の情報番組「スッキリ」の終了が伝えられると、11月15日深夜放送のトークバラエティー「午前0時の森」の中で、「人生を変えてくれた感謝の番組」と、涙ながらに語って話題になった。
「本当に実力があって、人間力も高い人は話題が尽きないということを、改めて思い知らせてくれました。一方、ベテランになった今も『午前0時の森』では、ジャージ姿で顔面をパイまみれにするなど、体当たりの仕事もいとわない。まさに女子アナの鑑ですよ」(丸山氏)
12月10日に放送された「女芸人No.1決定戦 THEW2022」では、後藤輝基(48)とともに司会を務め、抜群の安定感と高い技術を見せつけた。日テレ関係者によれば、
「女性版の『M-1』ともいうべき一大イベントで、決勝出場者に『フタリシズカかりこる』『さとながほがらか』といった舌を噛むような芸名があってもスラスラと紹介。何よりもネタを見た後の笑顔が自然で、本当に心から楽しんでいる感じ。女芸人だけでなく、新人アナからも『水卜スマイルを研究したい』と注目を集めています」
周囲のハートをガッチリ掌握した水卜アナが高値をキープする一方で、下落が懸念される後輩アナも。
「入社7年目の佐藤真知子アナが9月21日放送の『スッキリ』にて、『数十羽(すうじゅうわ)』を『かずじゅうわ』と誤読。個人的な感想としては、よくある言い間違いなのですが、ネットニュースで取り上げられ、予想以上にイジられていました。10月には、NHK兵庫のローカルニュースで、男性アナが『団塊(だんかい)‥‥』と発言した後、フリーの女性キャスターが割り込んで『だんこん』と訂正。誤った指摘をしたことで、恥じらいもひとしおでしたね」(丸山氏)
大幅に株価を下げた誤読アナが信頼を取り戻す日は来るか。
「女子アナ注目銘柄ズバリ診断<2022年>」
和久田麻由子(34・NHK)堅調:4月からの産休で「ロス」広がる。出産を経て復帰待望の声が続々
水卜麻美(35・日テレ)高値安定:「THE W」の司会は完璧。新人アナのハートもがっちり掴んだ
佐藤真知子(29・日テレ)下落:「数十羽」を「かずじゅうわ」と誤読。「ダンコン騒動」の再来か
江藤愛(37・TBS)急浮上:「好きな女性アナ」3位に急浮上。ノースキャンダルで信頼十分の安定株
良原安美(27・TBS)急騰:「サンジャポ」の競泳水着ロケが話題。グラビアにも意欲的な有望株
田村真子(26・TBS)好気配:「ラヴィット!」ゴールデン進出でバラエティーのトップへ好発進
近藤夏子(26・TBS)小幅高:ホノルルマラソン完走。インスタに歓喜のムチもも写真をアップした
永島優美(31・フジ)横ばい「FNS歌謡祭」でエースの貫禄も、ダンスにやっかみの声も
堤礼実(29・フジ)浮上:太もも全開のきつねダンスが好評。女狐キャラでポスト永島に急浮上
渡邊渚(25・フジ)苦戦:CS番組で大胆なバレーボール衣装を披露も「地上波では無理」の声が
安藤萌々(24・テレ朝)爆騰:W杯の現地リポートでパイスラ披露。「勝利の女神」として躍進
角谷暁子(28・テレ東)暴落:私生活ではプロ彼女!? 高級ブランド志向で女性視聴者がソッポ