ウエストランドの優勝で盛り上がった「M-1グランプリ」で「本家漫才よりはるかに面白かった」と、大きな話題になったものがある。
「それは放送の合間に流れた日清『どん兵衛』のCMです」
と話すのは、広告代理店関係である。テレビCMにあって、いったい何がそんなに大ウケしたというのか。
「高須クリニックのCM『ドバイ篇』のパロディーだったのです。白い民族衣装カンドゥーラをまとった男性がヘリコプターに乗って、ドバイの空上に登場。『おっ、高須院長か』と思いきや、なんとお笑いコンビ『空気階段』の鈴木もぐらでした。現地人とどん兵衛をすすり、船(本家は豪華客船だが、パロディーはチューブボート)に乗ったり、会議をしたり。本家本元のストーリーそのまま、相方の水川かたまりも西原恵理子役として登場しました」
この衝撃映像については、CM比較動画までYouTubeに登場し、すでに1万6000以上の視聴回数を獲得している。さて、高須克弥院長はどう思っているのか。「高須クリニック」を直撃すると、
「コラボCMは昔から、お米、ステーキ屋、映画の『イエスマン』や『飛んで埼玉』ほか、最近だとパチンコ台のCMのタレント役でもコラボしています。今回もすごく話題になっていて嬉しいね。なんたって放送の大詰め、最後の最後でこのCMを流しているところが、とてもニクイ。映像もすごくよくできているし、うちのCMのクオリティーに合わせるのは大変だったんじゃないかな」
Yes、高須クリニック!