「水曜日のダウンタウン」(TBS系)でシリーズ放送された「MONSTER LOVE」には、安田大サーカスのクロちゃんが大好きだという9人の女性が登場した。
実際はクロちゃんが好きではない女性も複数人混ざっている中、最終的にクロちゃんの恋人を見つけるという、番組独自の恋愛リアリティー企画だ。
12月14日の放送回では、最後まで脱落しなかった3人がアイドルとしてメジャーデビューできる「アイドル選抜企画」であることも発表された。
これが12月21日に最終回を迎え、そのあまりに衝撃的な結末に、日本中から驚きの声が上がっているのだ。
最後まで残り、アイドルグループ「都内某所」としてメジャーデビューを果たしたリチ、ミク、ミナの中からクロちゃんが選んだのは、熊本PR大使を務めるリチ。彼女もガチでクロちゃんに好意を持つ「本物」だった。芸能記者が言う。
「見事カップル成立し、ふたりはディープキス。てっきりクロちゃんがフラれて終わると思っていただけに、ド肝を抜かれましたね。その後、スタジオにカップルで登場し、すでに『お泊まり』を済ませていると明かしました。地上波では滅多に見ることのない『放送事故ギリギリ』の生々しい内容になったのです」
そんなクロちゃんの恋愛企画を巡り、思わぬ「被害者」が現れた。
「この日はスタジオゲストとして藤本美貴が出演していたのですが、番組終了後、藤本のSNSに番組視聴者から怒りのコメントが殺到する事態となったのです。この企画のせいで、彼女の好感度はダダ下がりですよ」
そう話すテレビ関係者は表情を曇らせるが、いったい、何があったのというのか。
「藤本は告白シーンのVTRを見ながら『気持ち悪い』『めちゃくちゃダサい』などと終始、辛辣なツッコミを入れた。スタジオに登場したリチからも『ヒドい』と言われていました。一部の視聴者にとって藤本のコメントは、カップル成立の感動に水を差すものだったようです」(前出・テレビ関係者)
とんだ「流れ弾」となったのである。
(山倉卓)