全国各地で相次いでいる連続強盗事件の黒幕「ルフィ」との関係性が指摘され、大炎上しているEXIT・兼近大樹が、過去の「いじめ問題」を蒸し返され、さらなる波紋を広げている。
兼近は21年に発売した著書「むき出し」で、小学校低学年時代の「イジメ」を告白。女子生徒を転校に追い込み、その彼女が自死したことを明かすと「俺が殺したとバレないように」「記憶から無くしていた」と記していた。
これまでは兼近のカラッとした明るい性格に隠れ、見過ごされてきたが、今回の連続強盗事件によって、改めてクローズアップされることになったのである。週刊誌記者が語る。
「見過ごされてきた理由は、あくまで『自伝的小説』だったからでしょう。兼近はその女の子に暴力を振るい『思い付く悪口の殆どを浴びせた』と、イジメが壮絶だったことも明かしつつ、『俺が殺したも当然』と綴っている。これが事実であれば、イジメ発言で大炎上したミュージシャンの小山田圭吾を上回る悪質さです。もともと過去の犯罪歴については赤裸々に明かし、明るく憎めないキャラで払拭してきましたが、その努力が全て無駄になりつつある。今となっては出さなければよかった作品かもしれません」
今後、「ルフィ」こと渡辺優樹容疑者がフィリピンから強制送還されれば、さらに兼近との過去の関係がクローズアップされることは間違いない。テレビ各局はすでに兼近の扱いについて、対応を迫られている。コンプライアンスが重視される今、芸能活動休止に追い込まれる最悪のケースもあるのではないか。
(ケン高田)