中日ドラゴンズの沖縄・読谷キャンプを訪れた野球解説者・中村武志氏が、楽天から移籍した涌井秀章の制球力に唸った。
「相変わらず、この下半身ね。若い時のバンッとかは、ちょっとなくなってきてますけど、やっぱりコントロールいいですよね」
2月22日にYouTubeチャンネル〈野球いっかん!〉でそう評したのだが、続けて、
「もちろん成績残してほしいですけど、やっぱり涌井投手の加入でね、絶対いい影響を与える。あれだけの経験者なので、みんな憧れてるピッチャーですよ。特に若いピッチャーにはいい影響力を与えると思う。ただね、毎日ブルペンに入って投げてるっていう情報があったので、涌井に会って喋ったんですけど、『ちょっと飛ばしすぎじゃないの』ってありきたりの質問をしたら『全然ですよ』って普通に(返答されました)…」
スポーツライターが言う。
「涌井は、西武時代の07年と09年(沢村賞も獲得)、ロッテ時代の15年、楽天時代の20年に最多勝を獲得。4度の最多勝は稲尾和久、野茂英雄に次ぐパ・リーグタイ記録であり、3球団での最多勝は史上初の快挙でした。この点は、若手ピッチャーのカンフル剤になっていることでしょう」
次は4球団での最多勝も見てみたいところだ。
(所ひで/ユーチューブライター)