NHK札幌放送局のアナウンサー・船岡久嗣容疑者が2月22日午前9時すぎ、車椅子に乗った姿で東京地検に入った。
船岡容疑者が邸宅侵入の疑いで逮捕されたのは、2月21日。2月17日深夜、東京都中野区にあるNHK女子アナの自宅マンションに侵入したが、3階の共用部分のベランダから飛び降りて逃げた。その際、ケガを負って2日間入院。退院後の逮捕・送検となった。
NHKアナの肩書きとはあまりにも似つかわしくない「ツッコミどころ満載」の展開に、芸能ライターは、
「まず船岡は妻子ある身でありながら、勤務地の札幌からわざわざ東京に移動しての犯行だったことにアキレますが、手口も女性を尾行して女性が部屋のドアが閉まる直前に侵入したというからゾッとします。さらに部屋にいた女性の知人男性に取り押さえられ、逃げたあげく外に飛び降りた。予想外の男性の存在に、パニックに陥ったのでしょう」
被害女性は20代のNHKアナウンサーだったことから、これはいったい誰なのか、船岡容疑者との間に何があったのか、憶測が流れる事態に。その一方でNHKに対しても怒号が飛び交っている。
「NHKアナウンサーについては昨年10月、阿部渉アナと女性局員の不貞スキャンダルが報じられ、担当ラジオ番組を降板。2人は勤務中に密会していた疑いがあったものの、NHKは『調べている限り、職務規定に違反した事実はない』として、何の処分も下されていません。今回の船岡容疑者の場合は逮捕されたことで、すでにプロフィールがNHKのホームページから削除されている。厳正な処分が下されるようですが、被害アナとの間に男女関係のトラブルがあった、との報道も出ています。相次ぐ局内の不祥事に『受信料契約したくない』『受信料を返せ』『民営化しろ』と怒りの声が噴出するのも当然の話です」(放送関係者)
半年足らずの間に2度もアナウンサーが不祥事を起こしたNHK。公共放送として、阿部アナの件も含め、事態の真相について明確な対応をすべきだろう。