人気バラエティー番組「元祖!大食い王決定戦」(テレビ東京系)で「大食い魔女」として活躍した菅原初代さんが死去したことが判明したのは3月16日。本人の公式ツイッターで、9日深夜に亡くなったことが報告されていた。
菅原さんは細身の体ながら多くの大食い番組に出演し、2021年7月には「大食い王決定戦時代」で2度目のグランドスラム優勝を果たすなど、大活躍。過去には「月に米を60キロ食べる」と明かしていたが、昨年に大腸ガンを患っていることを公表し、最近は車イス生活を余儀なくされていた。テレビ誌記者が語る。
「近年では『有吉ゼミ』(日本テレビ系)の大食い企画で、大量の食べ残しに非難の声が上がるなど、大食い番組批判が再燃しています。カズレーザーなどは『大食い企画は虐待』と発言したことも物議を醸している。そもそも大食いや早食いは、常識的に考えても体にいいことなど何ひとつなく、問題視されていました。菅原さんの大腸ガンの原因はわかりませんが、肉食や脂っこい食品の食べ過ぎがガンのリスクを高めるという報告があるのも事実。菅原さんの死をきっかけに、大食い番組が見直されることになるかもしれません」
59歳での死はあまりにも早すぎる。
(ケン高田)