「あれはまるで品評会でした」
春を先取りする新商品の試食会の話などではない。先日放送された「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)の特番のことである。
3月14日の放送ではテレビ送70年を記念した日本テレビとNHKのコラボウイークを記念して、NHKのアナウンサー6人が「さんま御殿」に出演。かつてスポーツ番組で活躍した杉浦友紀アナは「後輩の指導にもあたる」と役割が変わってきていることを明かした。
NHKのアナウンサーといえば、バナナマン・日村勇紀の妻・神田愛花をはじめ、最近では武田真一アナが退社、春から日本テレビの新情報番組に起用されるなど、民放局での活躍ぶりは知られたところだ。芸能関係者は、
「次は誰が民放テレビ局にハマるのか、あるいは需要があるのかをはかるような番組だった」
と指摘する。
「NHKのアナウンサーでは最近、TBSに移籍してロック歌手のモノマネから報道、スポーツ番組で活躍する南波雅俊アナのような例もある。基本的なアナウンスメント、原稿読みなどの基礎をしっかり勉強しており、短時間で出演が可能。あとはキャラクターの向き不向きがあるので、そこをどうクリアするかだけです。本人の意向はさておき、杉浦アナの受け答えは民放局でも通用すると思いましたよ」
次に俎上に載るのは誰なのか。