キャスターの滝川クリステルが4月5日、インスタグラムで衝撃的な写真を公開した。それは目の周りを赤くし、顔が腫れたもの。まるで殴り合いのケンカでもしたかのような顔面なのである。さらに病院で患者衣を着て、眼帯をした写真もある。滝川によると、目元の眉のわきを切り、10針以上も縫うことになったという。大ケガと言っていい状態だ。いったい何が起きたのか。
原因は、自転車で転倒したことにあった。子供と自転車に乗っていた時、走り出そうとした瞬間にコートが足にかかり、バランスを崩して倒れたそうだ。子供を守ろうとしたのと、頭を打つのを避けようとして顔から落ち、サングラスが顔に刺さって大ケガをしたようだ。ヘルメットは購入してあるものの、着用していなかったという。
「道路交通法が改正され、4月1日から自転車に乗る時のヘルメット着用が努力義務化されました。年齢に関係なく、乗る人には全員、推奨されています。ただ、努力義務なので、罰則や罰金を課せられることはありません。とはいえ、ヘルメットをした方がいいと、滝クリは身をもって証明してくれました」(週刊誌記者)
ヘルメットをしなかった理由について滝川は「ちゃんと買っていたのに、やはりまだ着けて出かけることに慣れていなくて忘れてしまっていたのです」と説明。車道なら大変なことになっていたとして、ヘルメット着用を訴えた。
警察にしてみれば、この投稿はいい宣伝であり、注意喚起に寄与する投稿となったが、ツッコミどころも。
「転んだ原因は足にコートが引っかかったとのことですが、いったいどんなコートを着ていたのか。自転車に乗る時は裾がヒラヒラしている服は避けるのが常識。世のお母さんたちはみな、おしゃれよりも安全を優先しています。ヘルメット着用より先に、まず服装を正せばいいのでは」(前出・週刊誌記者)
タレントにとって顔は命。子供を守るためにも正しい服装でヘルメットを着用し、自転車に乗ることをおすすめしたい。