ついに「バス旅のプロ」太川陽介が「負けたらバス旅引退」を宣言した。4月5日放送の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 鬼ごっこ」(テレビ東京系)でのことである。
ルートを発見できなかったことを気にした太川は、番組中で突然「ムリ! もう鬼ごっこ辞める。もうまったく自信喪失だな」と引退宣言を口にしたのだ。
幸いにも勝利を収めて「現役続行」となったが、ミスを連発しているのは事実。今回も、以前の太川からは想像もつかない失敗を繰り返した。
最大の失態は、コートを置き忘れたことだ。バス停にリュックを置き忘れ、チームメンバーに回収してもらうことはよくあった。今回のコートは、忘れっぷりも問題だったと、テレビ誌記者は言うのだ。
「太川はコートをお店に置いてきたと思っていました。ところが実際は、バス停の脇の柵にかけてあった。バスの時刻を確認した時に柵にかけ、それっきりにしていたんですね。さすがに太川も驚いたようで『うわっ、すげぇ、ヤバッ! こんなところに置いたままにしてた。まずい』と顔を引きつらせていました」
さらにバスの時刻についても、ドタバタを繰り広げている。
「太川は21年11月に放送された『鬼ごっこ』第4弾で、バスの時刻を調べる時間があったにもかかわらず、メモしておかなかったことで、ピンチに陥りました。以降は反省して、調べるように。今回も東武動物公園行きのバス時刻をしっかり調査したんですが、調べたことすらすっかり忘れてしまい『なんで調べておかなかったんだ』と悔やんだのです。調べるのを忘れたのではなく、調べたことを忘れたのは、かなり不安になりました」(前出・テレビ誌記者)
いや、それどころか、ルールすら忘れてしまったようだ。最終チェックポイントを通ってからゴールしないといけないことを忘れ、慌てて最終チェックポイントに向かっている。
太川はミッションをクリアできなくなっている姿も晒してしまった。ディスクを投げて犬にキャッチさせる、というもので苦戦し、何度もやり直した。相手チームのEXILE・松本利夫に「ミッションだけは太川さんも得意じゃない。たぶん、けっこうポンコツだと思う」と言われる始末だ。
いいところがなかった太川。このままでは本当に「引退」が目前に迫ってくる。