江角マキコといえば、元プロ野球選手・長嶋一茂氏の都内自宅に、元マネジャーが「バカ息子」などと落書きをした騒動が波紋を広げている。
江角は自身のブログで騒動になっていることを謝罪しつつも、落書きをするよう指示したというような自身の関与は否定したのだ。
たかが落書きという声もある一方で、一茂サイドが被害届を警視庁の所轄署に提出していることもあり、元マネジャーは器物損壊の疑いで書類送検される可能性まで出てきた。
当然ながら、江角に対する風当たりも日に日に厳しくなっているのである。
「最近の江角さんは女優というより、お昼の情報番組に出演するなどタレントとしての活動が目立ちますが、タレントにとって何よりも重要なのが好感度です。今回の騒動はそういった点で、致命傷にもなりかねません」(芸能プロダクションマネジャー)
とはいえ、そもそも一茂の自宅に落書きがなされたのは1年半以上も昔のことなのだが、なぜ今になって蒸し返されたのか──。
「第一報を伝えたのは『週刊文春』ですけど、たぶん一般人のタレコミというよりは業界内の見えざる力が働いたというのがもっぱらです。江角さんは今年3月に長年世話になっていた大手事務所から独立しましたからね」(広告代理店関係者)
江角が今年に入って事務所を移籍したことは広く知られているが、はたして今回の騒動と何か因果関係でもあるのだろうか。
「江角さんはもともとプライドが高いうえ、好き嫌いも激しくてトラブルメーカーでした。過去にはドラマで共演した米倉涼子さんと現場でバトルを繰り広げたり、国民年金保険料の未払いが発覚し、窮地に立たされたりしたこともありました。そうしたピンチを救ってきたのが、旧所属事務所だったわけです。それが独立という形で大恩ある古巣と袂を分かったわけですから、色々と過去の膿〈うみ〉が出てもおかしくないですよね」(前出・広告代理店関係者)
独立を機に業界を干されたり、人気を落とす芸能人は過去にも数多くいたが、江角の現状を見るにつけ、独立を思いとどまる風潮が生まれるかもしれない。