石川佳純にオファーが殺到している。卓球女子でロンドン、リオデジャネイロ、東京でオリンピック3大会連続のメダルを獲得し、5月に現役引退を表明。卓球教室開催や「全農presents 47都道府県サンクスツアー」が企画され、子供に指導をするほか、卓球アンバサダー就任、そして自身が監修するムック本「KASUMI」が8月にリリースされる。テレビ出演も増え、争奪戦の様相となっているのだ。その魅力について、テレビ局スタッフが語る。
「コメント力と美貌を兼ね備え、その場での対応もできるアドリブ力があります。卓球だけでなくスポーツへ全体への関心が高く、スポーツキャスター就任もウワサされていますね。特に局をあげて卓球に力を入れているテレビ東京は、パリ五輪に関わってもらいたいと、布石を打っている。テレビ東京では大橋未歩、秋元玲奈が退職してから、スポーツキャスターがハマる実力派の女子アナがいません。制作スタッフの間で、石川が適任だとの声が上がっています」
5月18日に開かれた引退記者会見で、石川は報道陣全員に手書きメッセージカードを配布し、
「直接メディアの方にお礼を言う機会がなくて、手紙を書かせていただいた。たくさんお世話になりました」
と笑顔で語り、感謝の言葉を述べている。
「気配りができるし、人柄の良さも評判がいい。テレビの世界でも、視聴者の心をすぐにつかむでしょう」(前出・テレビ局スタッフ)
「かすみん」の愛称で親しまれている石川。来年のパリ五輪には、キャスターとして参加することになるかもしれない。