フランスで続く暴動の発端となった17歳少年が射殺されてから1週間余りが経過した。少年の祖母が鎮静化を祈るコメントを発表したものの、依然としてフランス全土に約4万5000人の警官が配置されるなど、非常状態は続いている。
パリ在住の作家でミュージシャン、辻仁成の自宅マンションが放火されたことは、本サイトで既報済みだ。その後、辻が滞在先のシチリアからパリに帰国したところ、愛車が車上荒らしに遭っていたという。辻のブログによれば、車内に置いてあった「昆布」まで盗まれたそうだ。
幼い3人の子供を抱え、安否が心配される女優の杏は7月3日までにインスタグラムで、モデル仲間の冨永愛とパリで再会したとして、写真を公開した。芸能記者が言う。
「杏が無事でよかったです。実父の渡辺謙はかねてから入れあげていた大阪・北新地の元ホステスと今春、再々婚したばかり。しかも前妻・南果歩のガン闘病中に現在の妻との関係が発覚した。渡辺と南が離婚する際、都内高級住宅街の自宅は南の所有となりました。渡辺に残ったのは、軽井沢の別荘だけ。その別荘で渡辺は、杏と5歳違いの新妻との新生活を始めたとみられ、杏には身を寄せる『実家』も、頼れる『肉親』もありません」
ちなみに、パリの緊迫した様子を伝えた辻の元妻は南。それだけ南が魅力的な女性のか、パリの芸能人コミュニティーが狭いのか。芸能記者が続ける。
「杏の母親は渡辺の白血病闘病を機に宗教団体にハマッて2億5000万円もの大金を振り込み、杏が当時通っていた学校の保護者らに2億円の借金トラブルを起こしました。その影響で杏は高校を中退、モデルや飲食店の仕事で母が作った借金を完済したのですが、その母はまた霊能者にのめり込んで杏を訴えるという、骨肉の争いに発展して絶縁状態です。朝ドラで共演した東出昌大とようやくつかんだ幸せもご存じの通り、長く続かなかった。東出は唐田えりかに手を出したスキャンダルで所属事務所と契約解除し、富士山麓でマタギ生活を送っています。杏のあまりの窮状を見かねた事務所社長の勧めと全面支援により、パリに移住しました。物心がついた子供達と日本に帰ってきても、雑音が煩わしいだけ。落ち着いた生活を送れるよう、パリ暴動が収束するといいのですが」
アフリカ系移民の2世3世は働き先がなく、白人系住民も年金改革のせいで生活がズタボロのフランス。パリ五輪までに事態は好転するのか。