2020年前半は、新型コロナウイルスの発生で“新しい生活様式”が求められ、各地では豪雨災害が起こり、夏は猛暑に見舞われた。
日本中が波乱に満ちた毎日を送る中、女優の杏には心休まる日々が戻りつつあるようだ。というのは、杏の個人事務所社長を務めていた実母と3年もの間続いた裁判が、和解という形で終止符が打たれたと9月3日発売の「女性セブン」が報じているのだ。
記事によると、09年に設立した杏の個人事務所は、13年には1億8000万円近く売り上げるほどに成長。ところが、支払われる給与が売り上げに対して、あまりにも少ないことを杏が疑問視するようになったという。同時期には実母が女性霊能者に傾倒し、杏の事務所のコンサルタントとして、多額のコンサルティング料を支払っていたそうだ。これに気付いた杏は、愕然としたという。これ以外にも、実母が作った多額の借金も清算されたタイミングで、和解となったようだ。
また、夫で俳優の東出昌大との離婚での財産分与も8月中旬に決着。共同名義で購入していた自宅は、杏の所有物になった。
「父で俳優の渡辺謙と母親は、杏が思春期だった頃に離婚しました。渡辺は妻の金銭問題を糾弾し、母親は渡辺の不貞行為を暴くという泥仕合を、杏は目の当たりにしてきたのです。それでも、杏の仕事が東出の不貞スキャンダル後も揺らがないのは、友人やスタッフに恵まれたことや、彼女の人徳の賜物ではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)
杏と3人の子供の新しい生活様式は、すでに始まっているようだ。