昨年末に公開され大ヒットした映画「THE FIRST SLAM DUNK」にならい、事前に宣伝活動を行わなかったのが、7月14日に全国公開された長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」(スタジオジブリ製作)だ。宮崎駿監督による、10年ぶりの新作となる。
この「アピールゼロ戦略」について、7月16日の「アッコにおまかせ!」(TBS系)では、DA PUMPのISSAが激しく反応。
「ここまで情報がないと、興味がすごくある。見た後の感動がスゴいのでは」
するとサバンナの高橋茂雄はすでに鑑賞したと語り、嬉々としながら「(あらすじ)言おうか~!?」と、ネタばらしをチラつかせる。「やめてください!」と耳をふさぐ出演者がいる中で、和田アキ子だけが「ちょっとだけ、ちょっとだけ。どんな感じ?」と質問したのだ。
高橋の解説はこうだ。
「10年前に引退した宮崎監督がもう1作撮る、しかも、なんの情報もない体験ができるということが、すでにスゴイ。人が出てくるのか、このポスターの鳥は何者なのか、これが出てくるのかさえ分からない状態で、劇場で見てほしい」
タイトルは、吉野源三郎氏の同名小説からとったものだ。これについても高橋が、
「その本を宮崎監督が昔読んで、そのタイトルだけつけている」
と説明すると、和田はマウントを取られたと思ったのか、
「先に見てるだけでお前、すごい態度デカいな!」
とナゾのブチ切れ。高橋が手を腰に当てながら話していたのが偉そうに映ったのか、自身もその動きを再現しながら、
「なんやねん、こういうのは。なんやねん、コレ!」
不満を爆発させる大御所に、高橋は苦笑い。「公開パワハラ」を行なった和田の態度がある意味、最もデカいのだが…。