8月30日放送の和田アキ子がMCを務める「アッコにおまかせ!」(TBS系)で特集された“2020年下半期の不貞スクープを先取り!”ねる企画が、ネット上で大ブーイングを呼んでいる。
この日の番組では、有名週刊誌のスクープカメラマンからの情報として、モデルや女優として活躍する40代の女優が芸人と不貞していることが明かされた。しかし、視聴者にはイニシャルしか伝えられず、最後にスタジオで実名のカンペが公開されると、出演者の泉ピン子やあびる優らから驚きの声が上がった。
「コーナーの最後では泉が『脈が上がっちゃって』と興奮を隠しきれない様子を見せましたが、肝心の視聴者は完全な置いてけぼり。また、他の不貞ネタもすべてイニシャルとなっており、興味のない人にとっては誰の話だがさっぱりわからなかったでしょうね。スタジオばかりが盛り上がる結果に、視聴者からは不満の声が爆発しています」(エンタメ誌記者)
ネット上では「いい加減、芸能人だけが盛り上がるイニシャルトークいつまでやってんだ。観てる側にすれば最後まで答えが明かされず、馬鹿にしてるとしか思えない」「自分たちだけで盛り上がるなら、わざわざ放送する意味ないだろ。マジでイラつくわ」「イニシャルにしとけば免罪符になると思ってるんだろ。結果的に視聴者離れが加速するけどな」など、散々な言われようだ。
イニシャルトークは視聴者の想像を掻き立てるため、バラエティ番組ではしばしば見られる手法だ。しかし今回の場合、あまりにも連発しすぎたため、逆に視聴者の反発をかってしまったようだ。
普段から歯切れのいいトークを見せている和田の番組だけに、最初から曖昧な表現でごまかすなら、いっそそんな企画は止めたほうがいいと視聴者も思っていることだろう。(ケン高田)