7月15日と16日に大阪・舞洲で行われる予定だったK-POP音楽フェス「WATERBOMB(ウォーターボム)JAPAN 2023」で死亡事故が発生。大阪でのイベントは中止となったが、これからまだ名古屋と埼玉公演を控えており、チケット持つ観客は困惑している。
リハーサル中、ウォーターキャノンという装置の噴射口から時速120キロで水が噴出し、男性スタッフの顔面を直撃。脳挫傷により亡くなったのだ。いくら水とはいえ、時速120キロともなれば、勢いよく転がる岩が顔面に当たるほどの威力だ。K-POPを取材するライターが言う。
「このウォーターイベントは、韓国の夏の風物詩といわれる大型音楽フェス。ライブ中に観客同士が水鉄砲を撃ち合って、ビショ濡れになりながら音楽とスプラッシュ感を楽しむのが風流なんです。これまで同じようなウォーターイベントは世界中で開かれていますが、こうした事故は聞いたことがない。日本でのウォーターボムは、初めての試みのようです」
小学校の行事でも、校庭のスプリンクラーを使ってのウォータースプラッシュイベントが流行っている。子供たちが興味本位で、水が出る噴射口に見入ったりしなければいいが。