ツイッターのロゴマーク「青い鳥」のアイコンの「X」への変更が波紋を広げている。
7月24日には「X JAPAN」のYOSHIKIが自身のツイッターを更新し、「#XJAPAN商標登録してあると思うけどなー」とツイート。どうやら「Twitter Japan」が「X JAPAN」に変わることを危惧しているようだ。
そんな中、ネット上で「むやみにロゴマークから『鳥』を取り去ってはいけない」という声が上がり、実例と共に紹介されている。
その一例が、スーパーマーケットチェーン「イトーヨーカドー」だ。同社は青と赤の下地に白抜きの『ハト』がトレードマークになっていたが、2005年にセブンイレブン・ジャパンの子会社になったことで「セブン&アイ」のロゴに書き換えられた。以降はすっかり業界首位のイオンに差をつけられている。
またJAL(日本航空)の「鶴丸」マークは、現在のデザインで3代目となるが、2008年のJAS(日本エアシステム)との統合に伴い、一時、消滅。10年1月に会社更生法の適用を申請したのは記憶に新しい。
一方で「ワシのマーク」の大正製薬や「ニワトリマーク」の大日本除虫菊株式会社は双方、今も業績好調だ。
イーロン・マスクによる突然のリブランディング戦略は果たして成功するのか。「鳥」のいなくなったツイッターの行方に注目だ。
(ケン高田)