視聴者の批判を受けたからなのか、それともジャニーズへの忖度か。9月6日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送された「ハイウェイSA&PA対決旅第2弾」が一変したことに驚きの声が上がっている。
同番組は昨年9月に始まった新たな旅で、Kis-My-Ft2の横尾渉と二階堂高嗣、Snow Manの佐久間大介と深澤辰哉ら若手ジャニーズが出演したことで注目を集めた。しかし、テレ東の旅番組とは思えない簡単さで、「ヌルすぎてつまらない」「出演者が大変な思いをするのがテレ東旅番組の魅力なのに」と批判の声が上がった。ジャニーズに忖度して簡単な旅にしたと邪推するファンもいた。
第2弾も佐久間と深澤らジャニーズが4人も出演。ぬるま湯旅が続くと思われていたのだが、第1弾とは違って厳しい旅となった。それを象徴していたのが、「日本平PA」でのミッションだ。
ジャニーズチームが挑んだのは久能山東照宮の1159段の階段を上り、将軍の手形と手を合わせるというミッション。暑い中、約20分かけて目的地を目指した。
「ジャニーズのキラキラしたイケメンが汗だくになって辛そうな顔を見せていました。まさかこんなシーンが見られるとは。前回とは大違いです。しかもこの後、深澤辰哉が激怒するとんでもない出来事が起き、ジャニーズはさらに追い込まれました」(テレビ誌ライター)
結局、1日目は閉館時間を過ぎていたことで目標を達成できず、翌日に再度階段を上るハメになったところで、閉館時間を知らせなかったスタッフに対して深澤は激怒。本性を剥き出しにしたのだ。
「これこそがテレ東旅番組の魅力なんですよ。厳しい旅の中で芸能人としての仮面が剥がれ、素顔が見える。第1弾はこんなシーンは一切なく酷評を食らっていましたが、これなら第3弾も期待できそうですね」
ジャニーズの性加害問題は、こんなところにまで影響を与えたか。
(鈴木誠)