芸能

Snow Man・SixTONES「Wデビュー」で地獄絵図と化していたドーム公演「裏」

 Snow ManとSixTONESのCDデビューが発表されて、4度目の夏を迎えた。

 両グループはジャニーズJr.だった2019年8月8日の東京ドーム公演で、ジャニーズ史上初の2組同時CDデビューが発表。株式会社ジャニーズアイランドの滝沢秀明社長(当時)によるビッグサプライズだったが、一部ファンにとっては地獄絵図だったという。

 ドーム公演には、東西のJr.たちがおよそ330人も集結。トップ3はSixTONES、Snow Man、Travis Japan(以下、トラジャ)。その下に、Snow Manと兼任していた目黒蓮率いる宇宙Sixがいた。関西ジャニーズJr.(以下、関ジュニ)からはなにわ男子、Aぇ! Groupほか。メンバー、ファンともにもっとも悔し涙を飲んだのはトラジャだ。

 スノ、スト、トラジャは3組でライブを開いたこともあるほど、仲間でありライバル関係にあった。ドーム公演当日も同じ楽屋だったことが、それを証明している。ところが、トラジャがバックヤードで待機中に耳にしたのは、大型ビジョンに映し出されたスノストのWデビューだった。

「何も知らされていなかったトラジャのメンバーは、その場で泣き崩れたといいます。それでも楽曲の出番は回ってくる。川島如恵留が泣きながら歌う様子がビジョンに流れてしまい、ファンも大号泣。絶望したファンはその場にいられなくなり、早々とドームを後にしたといいます」(アイドル誌記者)

「犠牲者」はもう1組いた。なにわ男子だ。当時のなにわは、関ジュニをけん引するリーダー。歌唱したのは、デビュー前の19年に発表した2曲目のオリジナルソング「ダイヤモンドスマイル」だった。キラキラアイドル道を植えつけたキーソングだが、非情にもスノストの同時デビュー発表直後に歌わされた。

「なにわがスノストのサプライズデビューを知ったのは、メンバーが東京ドーム下の着替えエリアで集まっていたとき。トラジャとともにファンと同じタイミングで知りました。そのとき、リーダーの大橋和也はお気楽にうたた寝(笑)。ファンの大歓声で目を覚まし、『次は俺らやな』と円陣を組んで、ステージに出たそうです」(前出・アイドル誌記者)

 スノストの衝撃の余韻が醒めないステージでなにわは、「ダイヤモンドスマイル」を歌唱した。まったく笑えない状況下。グループ史上最大の作り笑いだったといえよう。

 苦境から這い上がり、トラジャは世界デビュー、なにわはZ世代に大人気。今年下半期は、スノストに肉薄することだろう。

(北村ともこ)

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