数々のプロ野球選手と浮き名を流してきた元賞金女王も、すっかり“空き家”状態。今や仕事一筋に生きている。だが、意外と過去を引きずるタチらしい。現役時代の空気を切り裂くスイングよろしく、スパッとはいかなかったようで‥‥。
栃木県の日光山にある二荒山神社は縁結びの御利益があるとされ、現在は婚活のパワースポットとして知られる。その神社を訪れた古閑美保(32)は目下、独身街道まっしぐら。女子ゴルフのトーナメントプロ引退からまもなく3年を迎える今こそが結婚適齢期でもある。当然、良縁祈願が目的と思われたのだが、
「これですよ。本当に必要なのは!」
そう言って、古閑が歩を進めたのは、良縁ならぬ「悪縁消滅」の泉だった──。
こんな模様が放送されたのは、10月29日の「にっぽん!いい旅SP」(テレビ東京系)。交友のあるモデルの押切もえ(34)と2人で、日光の深まる紅葉と温泉をめでる旅を続けていた。
ところが、2人旅のメインは冒頭の悪縁切りシーン。その願掛けは悪縁消滅札に断ち切りたい縁を書き込み、泉に投げて水に流すというもの。一心不乱に札を書く古閑に、押切がツッコミを入れる。
「何をそんなに書いているの? もしかして、私が想像している‥‥」
黙ってうなずく古閑の手元にカメラが近づくと、左手で札を隠してしまう。
そして実際に泉に札を投げ入れると、単に、水に流すだけでは、気が済まなかったのだろう。
「エイッ、エイ!」
と、古閑はこん棒を取り出し、水に浮かぶ札が粉々になるまでドツキ倒したのだ。このシーンを見て、カンのいい視聴者なら、ダルビッシュ有(28)の顔が思い浮かんだことだろう。
芸能記者が言う。
「古閑はかねてから『野球選手の子を産みたい』と公言していました。昨年、ダルとの熱愛が報じられた時は、有言実行の女と周囲を驚かせました。古閑も結婚をほのめかしていたのですが、報道直後からダルのセクシー女優やモデルとの多重交際が持ち上がり、最終的にはダル所有のマンションから古閑が引っ越すという結末を迎えたのです」
確かに、ダルビッシュはドツキ倒したい男NO1だろう。しかし、番組の後半で古閑は意味深な発言をするのだ。
宿泊先のホテルに場面は移り、押切は再び「札に何を書いたのか?」と詰問。すると、古閑は「私は‥‥長年の悪縁を‥‥」と、しぼり出すように答えたのだ。
長年ということは、直近のダルだけじゃなく、それ以前に交際報道があった阪神の西岡剛(30)も縁切りの標的だったということなのか──。
「2人の交際報道はありましたが、完全に西岡の遊びで、古閑が勝手に舞い上がっただけと言われています」(スポーツ紙デスク)
放送翌日、阪神は日本シリーズ敗北が決定。確実に古閑の西岡への“呪い”は届いたようだ。いや、呪いではなく、悪縁を切って良縁を呼び込むはずなのに‥‥。
フォーチュンカウンセラーの小林世征氏が話す。
「二荒山神社は有名なパワースポットですが、大勢の人が来るから御利益にあずかれるというものではありません。特に、悪縁を切る方法は個人によって違いがあります。古閑さんのような女性は、仕事運が強く、恋愛や結婚の運気に恵まれない。自分より運気の強い人が集まる場所、例えば銀座をブラブラするだけでも結婚運が上昇します」
最近では、「5億円以上の貯金」があり、「銀座のホストクラブで豪遊」などと報じられる古閑。まさかのホストと良縁成就なんてこともありえたりして‥‥。