初回から視聴率に暗雲が立ち込めている女優の橋本環奈が主演のドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(フジテレビ系)。
同ドラマは経費削減の特命を背負い、本庁から専任担当者として派遣されてきた特別会計係の警察官・一円(はじめまどか=橋本)が、次々と起こる事件を解決へと導く警察エンターテインメント。共演者には佐藤二朗や沢村一樹、松本まりかなど演技派が揃っているが、第1話(10月16日)の世帯視聴率は6.3%と振るわず、早くも苦戦を強いられている。
またネット上ではすでに、「爆死」状態の戦犯に橋本の名前を挙げる声が続出しており、改めてその演技力に疑問が投げかけられている。
ドラマライターが語る。
「テレビ業界では現在、タレントが出演した際に何%数字が稼げるかを示す『潜在視聴率』が重要視されています。合格点は5%以上とされ、数字だけを見れば今回のドラマは合格点と言えるでしょう。ただ、これまで数々のドラマで主演を務めてきた橋本の実績を考えれば明らかに物足りない。そもそも彼女は決して演技が上手いわけではなく、誰を演じても『橋本環奈』のママ。口さがない制作関係者などは『女優版キムタク』などと揶揄するほどです。今回は共演者がみな演技派だけに、余計に橋本の稚拙さばかりが目立ってしまったようです」
橋本は2024年後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」のヒロインにも決定している。知名度や出演作の多さを考えれば妥当な人選と言えるが、日本中のお茶の間が注目するだけに、橋本の「黒歴史」にならないことを祈りたい。
(ケン高田)