舞台「千と千尋の神隠し」の製作発表が11月9日、都内で行われ、Wキャストで主役の千尋を演じる橋本環奈と上白石萌音が登壇した。
そこで2人は互いの印象を聞かれ、橋本は「大人びているのに純粋みたいな、優しいんだけど力強さがある。この目線とか気配りであったり、たぶん内面から出るものなんだなっていうのは思うんですけど、それをすごく感じたので、なんか安心するんですよ、一緒にいると」と言い、 上白石は橋本について「名実ともに若い人たちの先頭を切っていってくれているような、勇ましさがすごくあるので。この相方だったらすべてを委ねられると、すごく安心感があります」と語った。
橋本は22歳、上白石は23歳と一つ違い、さらにともに身長152センチという共通点があるそうだが、キャラクターは対照的だ。
「橋本は当初、福岡のローカルアイドルグループのメンバーでしたが、2013年の中3当時、イベントで踊っている写真がSNS上でかわいいと評判となり『奇跡の1枚』として拡散。それがきっかけで知名度が一躍全国区になりました。一方、上白石は11年の『第7回東宝シンデレラオーディション』で審査員特別賞を受賞し、グランプリを受賞した妹・萌歌とともに東宝芸能に所属。橋本はたまたまSNSで発掘され、上白石は有名オーディションで受賞と、ブレイクのきっかけがまったく違いますね」とは芸能ライター。
「プライべートでの趣味も、橋本は酒にゴルフ、麻雀と完全なオヤジ嗜好。一方の上白石は読書、音楽を聴くこと、歌うことといった女の子っぽい趣味で、やはり正反対ですね」(前出・芸能ライター)
対照的な2人がそれぞれどんな千尋を見せてくれるか、今から楽しみだ。