今や「世界で最も有名なペット」となったメジャーリーグ・大谷翔平の愛犬。史上初となる2度目の満票MVP獲得の場に「同席」し、大谷とハイタッチした「コーイケルホンディエ犬」の話題で、ワイドショーなどは大騒ぎだった。
「大谷選手の犬になりたい」
などとのたまう女性も多いらしいが、つい2カ月前には、大谷の犬よりも騒がれた有名犬がいる。それがBTSのメンバーVの「ヨンタン」だ。
ヨンタンは、Vが溺愛するポメラニアン。普段はVが発信する動画でその姿を見られるものの、Vがソロアルバムを出すタイミングで生放送に登場。9月14日に開かれた韓国の公開音楽番組「Mカウントダウン」のステージでは、Vの足元にちょこんと座るヨンタンがあまりにも可愛すぎて、
「ヨンタンになりたい!」
と世界中でバズッたのだった。そのヨンタンを凌駕した、大谷の愛犬。動物愛護団体に所属しながら、保護犬活動をする人物が言う。
「コーイケルホンディエは家庭で飼育するには、なかなか難しい犬種。だから頭数が少ないというのもあります。今回、大谷選手が飼っているということで、ブリーダーに購入希望が殺到しているようですが、そういったミーハーな心で犬を飼ってほしくはありません。かつて漫画や映画などで話題になって流行した犬種はなかなか飼いきれなくなり、保健所でよく見かけます。犬は流行り物ではなく生き物ですので、推しが飼っているからといって同じ犬を飼いたい、とは考えないように」
まさしくその通り、なのである。
(小津うゆ)