今週はボートレース三国(福井県坂井市)でSG「第26回チャレンジカップ」とGⅡ「第10回レディースチャレンジカップ」(11月21日㊋〜26日㊐)が開催されます。
SGのほうは年末の大一番「第38回グランプリ」(12月19日㊋〜24日㊐/@ボートレース住之江)出場へのベスト18入りに向けて熱い戦いが繰り広げられますし、11月13日時点で獲得賞金ランキングトップの馬場貴也さん(滋賀、A1級)や2位の峰竜太さん(佐賀、A1級)といったグランプリ当確組にしても、ベスト6のシード権争いは見逃せません。実績上位のモーターに加えて、トライアル2ndから好枠番という恩恵は大きいですからね。
東京支部で大先輩の濱野谷憲吾さん(A1級)は現時点で6位。今節も力強い走りに期待しています。
一方のレディースCCも年末のPGⅠ「第12回クイーンズクライマックス」(12月26日㊋〜31日㊐/@ボートレース多摩川)出場枠の12席を巡る戦いです。
女子の獲得賞金ランキング1位は遠藤エミさん(滋賀、A1級)、2位が守屋美穂さん(岡山、A1級)ですが、12位のボーダーライン付近は今年も大混戦。昨年は最終日になって12位と13位の選手がわずか500円差で競り合うシーンもありましたが、今年も白熱しそうですね。
21位で東京支部の藤原菜希さん(A2級)は、昨年、三国で開催されたGⅢ「オールレディース 三国レディースカップ」(7月12日〜17日)と「ヴィーナスシリーズ第15戦 三国プリンセスカップ」(11月4日〜9日)で優勝されているように、好相性の水面だけに注目です。
もう1人、22位の清ちゃん(清埜翔子、埼玉、A2級)は、今年5回優出(うち1回優勝)しているように好走が目立ちますし、2節前の「ヴィーナスシリーズ第15戦 三国プリンセスカップ」(11月3日〜9日/@ボートレース三国)でも予選を突破。レディースCCは初出場になりますが、安定感抜群の走りを見せてくれると思いますよ。
そして、ボートレース多摩川(東京都府中市)では「第59回日刊スポーツ賞」(11月24日㊎〜29日㊌)が開催されます。
メンバーを見ると、同期で大阪支部の郡ちゃん(山崎郡、A1級)と井上さん(井上尚悟、B1級)、東京支部のタケさん(渡邉雄朗、A2級)と馬場ちゃん(馬場剛、A2級)が参戦予定。同期が4人もそろうなんて楽しそうですね。
多摩川での近走成績を見ると、郡ちゃんが去年の「血液型A型B型集結バトル!第6回auじぶん銀行賞」(11月28日〜12月3日)で優勝を飾っていて、馬場ちゃんは春の「マクール杯」(4月23日〜26日)で優出。ここは4人とも予選を突破できるよう、応援しようと思います。
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。21年3月、ボートレーサーの今泉友吾選手と結婚。