新年1月2日放送の正月特番「夢対決2024 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)で行われる「リアル野球BAN」のメンツに「ショボすぎる」と野球ファンの間でブーイングが広がっている。
同番組はお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明と木梨憲武がトップアスリートと真剣勝負を繰り広げるスポーツバラエティー。「リアル野球BAN」は野球盤を実際の野球場に再現しゲームをする企画で、2000年のスタート以来、松坂大輔や高橋由伸、新庄剛志、バリー・ボンズ、松井秀喜、前田健太、村上宗隆など球界を代表するレジェンド選手が出場し、番組の目玉になっていた。
23年正月放送の東京ドームで行われた試合では「侍オールスターチーム」として杉本裕太郎、山川穂高、松本剛、牧秀悟、村上宗隆が出演し、石橋率いる「石橋ジャパン」に勝利。24年はさらに豪華なメンバーが期待されていたが、出演するのは松本剛、鈴木誠也、近藤健介、甲斐拓也の4人のみ。カブスの鈴木の3年ぶり参戦は目立っているものの、ネット上の反応はイマイチなのだ。
スポーツライターが語る。
「23年にWBCが開催され大盛り上がりだったことから、野球ファン視聴者としては侍ジャパンのメンバーが多く集まることを期待していた。それが近藤と甲斐だけですから、物足りなさを指摘されても致し方ありません。ただ、この特番では2021年、収録中に卓球リオ五輪男子団体銀メダリストの吉村真晴選手が肋骨を骨折して全治8週間の大怪我を負い、一時番組休止も検討されている。ただでさえ疲労がようやく癒えたWBC組が、オフのバラエティー番組で怪我をしたらシャレになりませんからね」
WBC人気に乗っかりたいところだが、このメンバーが精一杯ということだろう。
(ケン高田)