太川陽介と河合郁人がローカル路線バスを乗り継いで陣地を奪い合う「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで陣取り合戦」の最新回が、2月28日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送される。第14弾となる最新回は異例の旅になりそうだと、テレビ誌記者が指摘する。
「今回の舞台は岩手と青森。盛岡駅をスタートして、ゴールは青森県八戸市の櫛引八幡宮です。冬の東北地方で陣取りをするのは初めてですね。この地域はバス路線が少なく、本数もまばらなので、かなり苦労することになるでしょう。さらに雪の影響でバスが運休になれば、旅はより難しくなる。第10弾で河合チームがゴールできず失格になったことがありますが、両チーム失格という結果になってもおかしくありません」
しかも太川チームには、足を引っ張りそうな人物がキャスティングされている。お笑い芸人のチャンカワイだ。前出のテレビ誌記者はその理由を、次のように話すのだ。
「太川の足の速さにチャンカワイがついていけるとは思えません。遅れるチャンカワイにイライラを募らせた太川が、怒りを爆発させる場面があるかもしれない。通算成績は太川の6勝5敗2分なので、番組としては河合チームを勝たせたいでしょう。チャンカワイが太川の足を引っ張ることは十分にありえます」
河合チームに入るのは元スピードスケートの髙木菜那と、元プロ野球の宮本和知。体力面では問題なさそうだが、バスの知識はなく、リタイアの可能性もある。バス旅に慣れた河合とて冬の東北は初めてで、波乱があってもなんらおかしくないのだ。
冬の東北で何が起こるのか。前代未聞の結果になっても驚きはない。
(鈴木誠)