「最近の太川陽介の『バス旅』は、だいぶマンネリ化している印象。太川自身も年齢のためかミスを連発するユルさで、対決ではつじつま合わせのように見える『ヤラセ』疑惑もしょっちゅう指摘されている。そろそろ新しい風が欲しいところでしょうね」
とは、テレビ誌ライター。「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦」(テレビ東京系)についてだが、6月7日の放送ではバス旅番組の歴史の中で初となる「珍事」が発生していた。
旅の2日目、河合郁人チームが栃木の宇都宮駅でバス待ちをしていると、喪服姿のスラリとした人物が近づいてくる。河合が「えええぇぇ!?」と驚いたのも当然の話。何と、俳優の遠藤憲一だったのである。
親族の葬儀で宇都宮駅を訪れた遠藤は、テレビのロケが行われているのに気づき何の番組か確認しに来たのだという。まったくのプライベートで偶然だと話していた。テレビ誌ライターによれば、
「2007年に太川と蛭子能収のコンビでバス旅が始まってから16年、今では多くの派生番組も登場していますが、ロケ中に芸能人と遭遇したことはなかったと記憶しています。しかも相手は大物俳優。バス旅史上最大の驚きかもしれません」
わざわざロケ隊に近づくことはせず、スルーしてもよかったはず。それなのになぜ遠藤はやって来たのか。
「遠藤はもともとバス旅のファンなのでは。河合に『バス旅って新幹線口から降りてくるの?』などと聞いており、見ていないとこのような質問は出てきませんからね。単に何のロケなのか確認しに来たのではなく、バス旅だから近寄って来た可能性はある。本人がその気であれば、ゲスト出演もアリなのでは」(前出・テレビ誌ライター)
太川に代わるリーダーとしても面白いかも!?