浅尾美和(28)といえば、「ビーチの妖精」と呼ばれ、現役時代から美女アスリートとして数多くのテレビ番組で活躍してきた。
バレー部に在籍していた高校を卒業後、元プロバレー選手・川合俊一氏のスカウトを受けてビーチバレー選手に転向すると、キュートなルックスを活かしてグラビアなどで人気に火がつき、ビーチバレーの普及にも大きく貢献したものだ。
一昨年12月に現役を引退すると、翌年に一般男性と結婚。今年12月に第1子となる男児を出産して話題となったが、気になるのは今後の活動である。
「最近では、元フィギュアスケート選手の浅田舞さんがバラエティ番組やグラビアで活躍しているように、美女アスリート枠の争いはし烈を極めています。スポーツバラエティ番組ならいざ知らず、通常のバラエティ番組などでは美女アスリートの需要は一番組に1人いれば十分ですからね」
こう語る、民放テレビ局編成担当はさらなる不安も口にする。
「“ポスト浅尾”とも言うべき人気やカリスマ性を持った後輩選手が誕生していない現状もあり、日本でのビーチバレーの人気は下火になっています。スポーツ紙やスポーツ番組などで取り上げられる機会も目に見えて減っている。当然、解説者的な仕事の需要もなく、このままでは、子育てがひと段落していざ芸能活動を再開しようにも、活躍の場を探すのは難しいでしょう」
その一方で、浅尾に近しい関係者は次の展望についてこう話す。
「御指摘のとおり、ビーチバレー人気が低迷している以上、これまでのような活動で生計を立てていくのは難しいと思います。そこで、本人は昨今流行りのママタレントや主婦タレント的な活動に活路を見出そうと思っているようですよ。最近子供も出産しましたしね。目標は元女子プロレスラーで主婦タレントとして活躍している北斗晶さんでしょう。北斗さんは、女子プロブームが下火となった今でも、タレントとして大活躍していますからね」
美女アスリートからママタレへ転身を計る浅尾は、再びブレイクできるか──。